京都市 北区の歯科−溝渕歯科−

健康日本21と歯の疾病予防

 
 
前回のコラムでお知らせしていた新診療所が完成しました。
3月19日から診療を開始しましたが、図面上で自分が思い描いていた診療室をはるかに超えた仕上がりになっています。患者さんに、より快適で清潔感が漂う環境の中で予防処置や治療を受けていただけることが何より嬉しく思います。
PDR_0043.jpg 私にとっても新しいステージの始まりです、気持ちを新たに日々の診療に取り組む所存ですのでよろしくお願いいたします。また、設計を担当いただいた花山建 設設計事務所、施工していただいた(株)平安建設、そして歯科機材を担当してもらった(株)モリタには本当にお世話になりました、改めてお礼を申し上げま す。



 さて、診療所移転後最初のテーマには、「健康日本21」を取り上げてみます。「健康日本21」とは、すべての国民が健やかで心豊かに生活できる活力ある 社会を作るために、2000年3月に厚生労働省が策定した国民健康プロジェクトです。この国策プロジェクトには健康指標として9項目が選定されており、 2010年を目途として達成したい具体的な目標値を提示しています。その9項目の6番目に歯の健康が組み入れられ、次の四つの小項目に目標値が挙げられて います。


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・幼児期のムシ歯予防
(ムシ歯のない幼児の割合80%以上。フッ化物歯面塗布を受ける幼児の割合50%以上)

・学齢期のムシ歯予防
(フッ化物配合歯磨剤を使用している人の割合90%以上。過去1年間に個別的な歯口清掃をうけたことがある人の割合30%以上)

・成人期の歯周病予防
(進行した歯周炎を有する人の割合40歳で22%以下、50歳で33%以下。歯間部清掃用器具の使用増加 デンタルフロス、歯間ブラシの使用者50%以上)

・歯の喪失予防
(自分の歯を80歳で20歯以上有する人の割合20%以上、60歳で24歯以上有する人の割合50%。定期的に歯科検診を受け、歯石除去や歯面清掃を行っている人30%以上)


 この歯の健康に挙げられた四つの目標をじっと見つめてください。
明らかに従来の早期発見、早期治療にとどまらず、発病を予防すること(一次予防)に軸足が移ってきていることに気づかれるでしょう。溝渕歯科のコンセプト が誤っていないことを再認識し、来院される患者さんの歯を守ることにより食生活の質を上げ、健康寿命を大いに延ばせるように努力していきたいと考えており ます。

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院長 溝渕 健一