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2006 年 1月 13日 歯ブラシ表示のマジック

 毎日の歯みがきの積み重ねは、歯周病やムシ歯の予防に効果を発揮します。ところが、硬い歯ブラシで力を入れて磨く習慣は、汚れは除去できても、歯をすり減らしたり、歯茎に傷をつけるという新たな問題を引き起こしてしまいます。

 ドラッグストアーに行くとさまざまな歯ブラシが並んでいますが、毛の硬さは“固め、普通、柔らかめ”の3種に分けられています。市販歯ブラシの硬さの判定方法は、毛の面積と長さによって決められます。植毛部の面積を測り、毛の長さは一律7ミリに切りそろえます。そして上から力をかけてつぶれだす時の重さ(ニュートン)によって分類するというものです。歯ブラシの毛の硬さは長さを倍にすると四分の一になり、太さを2倍にすると4倍の硬さになります。例えば、9ミリの長さで売り出される製品を7ミリにカットして測定すれば、表示よりかなり柔らかい商品となるのです。さらに硬め(75N以上)、普通(50〜85N)、柔らかめ(60N以下)と基準値の幅が非常に広く、あいまいさを助長しています。  歯ブラシを購入するときには表示だけを見て判断するのではなく、実際に使用し硬さを確かめ、本当に自分の口腔内にマッチした歯ブラシを選択することが大切です。特に乳歯列用の硬い歯ブラシを大人が使用している方は要注意、すぐに交換してください。
衛生士 北井

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