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2004年3月8日 メインテナンスの重要性 |
20年の臨床経験の中で私は何度も自院の方針に悩んできました。開院当初から歯周病に重点を置き治療にあたってきましたが、「精密な修復技術をもってしてもなぜ虫歯の再発率が高いのか?」「久しぶりに通院された人の歯周病の症状がなぜ進行していることが多いのか?」等、今まで懸命に行ってきた治療に疑問を感じることもありました。
生活習慣病の色合いが濃い二大口腔疾患である虫歯と歯周病に一時的な治療を求めることも非常に大切なことですが、その原因である細菌感染を予防すること。患者さんの生活習慣や個体差に基づく危険因子を見逃さないこと。病状の進行が停止した状態を長く維持することこそ最も重要ではないかと今は考えます。
私のような地域に密着した開業医は患者さんのお口の健康に継続してかかわるデンタルケアの考え方を優先させるべきで、そのためには来院される患者さんのかかりつけ歯科医として、長期的な口腔ケアのための院内のシステム作りが欠かせないのです。
はじめはかかりつけの患者さんに受け入れてもらえるか半信半疑で始めた定期予防健診システムでしたが、1年が経過した今、多数の患者さんのニーズを知ることになり、私が逆に患者さんに教えられることになりました。定期予防健診システムは患者さんとともにマイナーチェンジを繰り返し完成していくと思います。是非一度お試しください。 |
| 院長 溝渕 健一 |
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