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2005年5月9日 むし歯予防とフッ化物 |
むし歯の予防にはハミガキによる虫歯菌や歯垢(デンタルプラーク)の機械的除去(PMTC)と砂糖を含んだ飲食物の取り方に注意することが大切ですが、加えて「フッ化物」による歯質の強化が重要なポイントです。
先日、新聞で「3年間を目途に京都市内の全小学校でフッ化物洗口を実施」という記事を見ました。亀岡市、福知山市をはじめとし、府下では30%の小学校で実施されて成果を挙げている「フッ化物洗口」が記事どおり市内の全小学校に導入されることになれば、素晴らしいことですね。
フッ素は歯の表面のエナメル質を強化し、酸に対する抵抗力を増加させると共に、酸に溶け出したエナメル質にカルシウムを再び戻す現象である「再石灰化」を促進します。さらにフッ素イオンは抗菌作用を持つので、磨き残した虫歯菌の活動を抑えることができます。特に生えてきて間もない歯の表面は未成熟で弱くむし歯になり易いため、乳歯がそろう2,3歳からすべての永久歯がそろうまでの間、歯科医院で少し濃度が高めのフッ化物を塗布するプロフェショナルケアーを定期的に受けて、エナメル質を強化していくことが大切です。
それと並行して家庭で行ってもらうセルフケアーとしては、ハミガキのときにフッ素が配合された歯摩剤を使用し、その時のうがいは1、2回にとどめておきます。そして、仕上げにフッ素ジェルを歯ブラシで歯面に塗りますが、これは研磨剤や発泡剤等を含まないジェルなのでうがいの必要はなく、フッ素を長くお口の中に残すことができます。これを毎日習慣付けて継続すると効果が上がります。
幼児や学齢期はもちろん、成人のむし歯予防にも有効なフッ素配合歯摩剤とフッ素ジェルは、私が受け持つ幅広い年齢層の患者さんが受付で購入されています。
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| 衛生士 北井 |
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